私はすっかり丸くなってしまった
久しぶりにうつのタグを使いました。
鬱っていうかそう鬱ぽかったんですけどねー今も割とそうなんですけどこのことで若いときはすごく生きにくく感じていたなー。大学では友達だと胸を張って言える友達は・・・1人・・・いやでももうLINEとか知ってるけど出来ないもんな・・・友達なのかな・・・
勉強ばっかりしていたので高校の時はクラスで常に1位じゃないとダメで(中間テストとか期末テストとか)いつも泣きながら勉強していましたね!暗い!デスクの上いっぱいにふせんを貼って、次の世界史90点以上取らないと1位になれない!5がとれない!とか。オール5がよかったんですよ・・体育は諦めてたけどw
クラスにオリンピック候補生がいるような学校だったので体育はいつもビリでした。仕方ない。一般受験だもん。
スポーツ推薦で高校に入ったのに途中でケガして部活をやめて、その後退学した子がいた。自主退学。スポーツができなくなった自分はこの高校にいる意味がないと思ったんだろうか。あの子は今どうしてるんだろう。
私はといえば毎回くる試験の結果におびえ、1位じゃないとわかるやいなや自席で突っ伏して泣くような女だった。(でも結構明るかったし高校の時は友達もちゃんといたよ!!!)あのころから数字にかなりとらわれていたのだなと思う。
大学に入って東京の女の子たちの垢ぬけた姿にすっかり度肝を抜かれ私はダイエットに夢中になりモデルコンパニオンのバイトを始め実家を離れ寂しくて彼氏をとっかえひっかえしていた。服もとっかえひっかえ色々なジャンルを着ていた。
でも何を着ても誰といても何を食べても満たされずいつも空っぽの気持ちで辛かった。
勉強だけしていた。
親に会えば心配で色々声をかけてくれているのに発狂していた。文字通りの発狂で、何度か救急車も呼ばれた。あの頃は自分の気持ちが体を引き裂く様に満ち溢れていて、発狂そのものだった。大声で叫び、転げまわり、壁に穴をあけていた。全身の血がぎゅんぎゅん巡り怒りで脳みそが沸騰しそうだった。グワっと体温が上がり、髪の毛が逆立っているんじゃないかと思うほどだった。その後、号泣。体中の水分が出るほどに泣いていた。翌日はいつもKOされたボクサーも顔負けの不細工な目元だった。
私はあの頃、エネルギーが有り余っていたんだと思う。そのすべてを勉強にあてることができず、その残りを発狂することで発散していたのだと思う。結婚してからも何度か夫の不躾な態度や言葉にそのグワッと体温が上がる感じや、叫びだしたくなる衝動を感じたことはあったが一度も発狂はしなかった。この人には何をしても無駄だと思っていたから。そして出産と育児でエネルギーのほとんどを使っていたのでもう発狂するほどの気力がなかった。
この悪循環をどうにかするとしたら私が死ぬか、こいつを寝てる間に刺すかだよね。とマジで考え出したころに、また喧嘩があり「離婚だ」と吐き捨てるように言われたとき、光が見えた気がした。そうか離婚という手があったか。
正直に言うと私も稼ぎは少ないほうだし、今後娘と2人で生きていくのはかなりしんどいと思う。稼ぎは少ない。ただ行政から貧困家庭と認めてもらえるほどの低収入ではないため、エアポケットの下の方で生きていくことになると思う。
シングルマザーになったら世間の目はどうなるのか。先日行ったバーで、申し訳ないけど一杯だけ飲んで帰る、子供が待っているので。と言ったら「ネグレクトしないでよ~」と言われた。発狂しそうになった。私が今この瞬間ネグレクトをしているとでも思っているのか。親に頭を下げて子を預けてやっと病院に行った私が家路につく1歩前でおいしいお酒を1杯だけ楽しもうと来たのだ。すべてあの一言で台無しになった。
シングルマザーになったらきっともっともっと嫌なことが起きるのだろう。
私は今すごく暗い気持ちだ。
どうしてだろう。
あの頃すぐに発狂して感情をぶちまけていた私は単に若いというだけだったのか。
以上