カラフル 森絵都
何も解決していないので我が家はそのままです。
なんだか突然桑原ひろかのことを思いだしてどうしても読みたくなって
検索して
森絵都のカラフルを図書館で借りてきて
昼休みに一気に読んでしまった。
死んだ魂が偶然、もう一度生きるチャンスを与えられ
中学3年の男の子のからだにもぐりこむ・・という話。
その中に出てくる自由奔放で、でも契約だからと中年のオヤジと寝て愛人だからときれいな服を着てほしいものを買うひろかという女の子。
この子をどうしても忘れられなくてまた読んだ。
私はひろかになりたいのかもしれない。
ひろかほどもう若くなく、純粋でもなく、どちらかといえば真のお母さんのほうが年齢は近いんだろうけど。
中学二年の多感な時期の女の子と自分を重ねるなんて狂っているのかな、
でも私も今でも2日に1回は死んでしまいたいと思っているし
自分の体に価値があるのは今だけだと思っているし
長生きはしたいけど、いますぐ死にたい。
ひろかと同い年かもう少し大きくなってから本気で病院に連れていかれたりもしたことを思い出して、昼休みたくさん泣いてしまった。
カラフルを読むとすごく疲れるけどまたしばらくたつとすごく読みたくなる。
不思議な本。
以上